乾燥肌なのに背中ニキビができる原因
ズバリ乾燥による皮脂過剰です。本来健康な皮膚の場合には、水分と油分がバランスよく保たれていて、肌全体を守ってくれています。
ところが、さまざまな影響（加齢やストレス、紫外線などなど）で両者のバランスが崩れてしまうと、水分の代わりに皮脂が過剰に分泌をしてしまうのです。
こうなってしまうと、毛穴に皮脂が過剰に溜まり、そこにアクネ菌が集まり、たちまちニキビとなります。特に、人間の体は正中線を中心に皮脂腺が密集しています。このため、背中にもたくさんの皮脂腺があり、乾燥肌なのにニキビができてしまうのです。
乾燥肌の背中ニキビ予防改善策
乾燥肌の方の背中ニキビを予防・改善するために必要なお手入れは、徹底的な保湿となります。
水分が不足することによって皮脂が過剰に分泌しているのですから、潤いをしっかりと与えることで余分な皮脂が抑えられます。
また、ニキビケアにはニキビの素となる菌を殺菌してくれる成分や炎症を抑える成分なども必要不可欠です。最近は、背中ニキビに特化した化粧品なども多く出ているので、そうしたものを使うことで、潤いを与えながら、炎症を抑えてニキビの予防・改善効果が大きく期待できるのでお勧めです。
たまに、背中ニキビのケアで顔用の化粧水を背中に使う方もいますが、顔と背中では皮膚の構造自体も違うので、背中のケアには背中もしくはボディ用化粧品を使いましょう。
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ボディタオルの選び方などにも注意！
また、皮脂が多く出ているからとナイロン製のボディタオルなどで必要以上に皮脂を取り除くのは厳禁です。
皮脂の性質は、必要以上に毛穴から皮脂が取り除かれてしまうと、これを補おうとして、余計に皮脂の分泌を過剰にしてしまいます。
その結果、乾燥するのに皮脂ばかりが出てしまうオイリードライ肌が進行してしまい、ニキビが悪化してしまいます。背中ニキビをケアするなら、ボディタオルは木綿のものを使い、石鹸も洗浄力のさほど高くないもので丁寧に皮脂を取り除くことを心がけてください。背中の保湿はできれば1日2回が理想です。
朝の保湿は寝ている間に分泌された皮脂を一度キレイに取り除いてからおこなうようにしてください。シャワーを浴びても良いですし、時間がないという場合には、顔用のウェットティッシュなどで背中を拭いてから化粧水のお手入れをすると良いでしょう。
このようなお手入れをしっかりとおこなうことで、乾燥肌の方の場合の背中ニキビはほとんど治ります。