混合肌と大人ニキビの関係
混合肌は、部分によって全く違うタイプの状態を起こしてしまう肌を指します。
たとえば、頬は粉が皮剥けするほど乾燥をしているのに、それ以外の部分は皮脂が過剰に出ていて超オイリー肌というのは、典型的な混合肌です。
そして、多くの混合肌の方が抱えている悩みに大人ニキビがあります。実は混合肌と大人ニキビの関係には深いつながりがあるのです。
混合肌と大人ニキビの関係?
そもそも混合肌の原因は、肌の乾燥によるものがほとんどと言われています。
私たちの肌はもともと肌内部に備わっている水分と油分がバランス良く働くことで、美肌を保っていますが、何らかの影響(寒気・乾燥・紫外線・加齢など)で肌内部の水分は蒸発をしやすくなります。
こうなると肌内部のバランスを保とうと、皮脂が過剰に働きいつもよりも油分が多い肌になってしまいます。
これが、乾燥をしているのに脂が多い混合肌につながるのです。皮脂が多いということは、それだけアクネ菌が増殖しやすいということですから、ニキビもできやすくなるのです。
乾燥とニキビの関係は?
また、お肌が乾燥をすると、ターンオーバーのサイクルも乱れがちになります。ターンオーバーのサイクルが乱れると、本来剥がれるべき古い角質がいつまでも肌にこびりついてしまい、これが毛穴を塞いでしまいます。
毛穴が塞がれてしまうと、毛穴の中の皮脂はいつまでも排出されなくなり、これがやがてアクネ菌により炎症を起こしてしまい、ニキビになってしまうのです。
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混合肌の大人ニキビのケアは?
混合肌の方が大人ニキビのケアをする場合には、お肌に水分をしっかりと与えて、過剰な皮脂を抑えること、そして、肌のターンオーバーサイクルを正常に戻すことが先決です。
お肌の水分を与えるお手入れに関しては、化粧水にとにかくこだわります。
化粧水を使用するときには、必ずコットンを使用して、角質層の奥の奥までしっかりと潤わすようにパッティングをおこない、さらにその後には、ローションマスクなどをおこなうのが理想です。
しっかりと肌に水分が蓄えられている肌でしたら、皮脂が過剰に出なくなります。
また、ターンオーバーを正常にするお手入れでは、保湿を徹底することも大切ですし、マッサージや角質ピーリング化粧品などを使用することで、肌の生まれ変わりをスムーズにしてくれるのでおすすめです。
また、混合肌の場合には、Tゾーンが必要以上に皮脂過剰になっていますから、メイクをしない日であってもTゾーン部分のみクレンジングをおこなうなどの皮脂対策なども効果的なお手入れになります。