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大人ニキビの原因と対策

なぜできる?大人ニキビの原因と対策

 

 大人ニキビができてしまう原因は、おもに2つ、『肌の乾燥』と『角質肥厚』です。

 

 10代の頃にできる思春期ニキビは、過剰に出る皮脂により毛穴がふさがれてしまうことが原因でしたが、20歳を過ぎてからのニキビは皮脂過剰などという単純なものが理由ではありません。

 

 このため、大人ニキビをしっかりと改善しようと思ったら、先ずは肌のメカニズムを知り、これに合わせたお手入れが必要になるのです。

 

 

 肌の乾燥を起こすと何故大人ニキビができてしまうのか?

 

 

 これは、肌内部の水分が不足をすることで、皮脂が反応をして過剰に分泌をしてしまうからです。

 

 本来、水分と皮脂は肌内部でバランス良く機能していますが、紫外線や外気の乾燥、年齢的なものにより肌の水分が足りなくなると、そのバランスを補おうと皮脂がたくさん出てしまうのです。これにより、アクネ菌が増殖、ニキビができてしまいます。

 

 また、肌内部の水分が不足をしてしまうと、肌のターンオーナー自体も正常に行われなくなり、このあとに説明する角質肥厚につながってしまうことも大人ニキビにつながるのです。

 

角質肥厚と大人ニキビの関係

 

 角質肥厚を起こすことで生じるニキビはまさに大人ニキビの象徴でもあります。私たちの肌が健康な場合、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は、28日に1度おこなわれ、このサイクルで常に新しい皮膚が作られています。ところが、加齢や紫外線などの影響で、肌の生まれ変わりはどんどん遅くなり、古い角質がいつまでもこびりついてしまうことに。

 

 

 この状態を角質肥厚と言いますが、角質肥厚を起こしている肌は古い角質に毛穴がふさがれてしまい、これにより毛穴の中の皮脂が逃げられずニキビになってしまうのです。

 

 

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大人ニキビのお手入れポイント

 

 このように大人ニキビの直接的な原因は、乾燥と角質肥厚になるので、肌を十分に保湿をすることと、古い角質を取り除くお手入れが大人ニキビのポイントになります。

 

 

 

 保湿に関しては、化粧水や乳液を十分に与えることはもちろんですが、それ以前のクレンジングや洗顔もとても大切です。

 

 

 どんなに頑張って化粧水を与えようとしても皮膚に汚れが詰まっていては、化粧水などの潤い成分はキチンと浸透しませんから洗顔も保湿をするうえで大切となります。

 

 

 また、角質肥厚を起こしているお肌は角質除去をサポートしてくれる、柔軟化粧水や酵素洗顔などの化粧品を取り入れるのも効果があります。

 

 ただし、既に赤く大きな痛みを伴うニキビがある場合には、角質除去の化粧品は、却ってニキビを悪化させてしまう恐れがあります。

 

 

 このような状態になってしまった場合には、速やかに皮膚科での診察をお勧めします。

 

 

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