赤いニキビ跡ができる原因と目立たなくする方法
ニキビ跡ができてしまうのはなぜでしょうか。それは、ニキビができることでできた「傷」を治そうとする、体の治癒機能によるものなのです。
ニキビができて毛穴がふさがれた状態になると、アクネ菌やマラセチア菌といった酸素の届かないところが大
好きな菌が増殖します。
これらの菌はいつも私たちの肌の上に住んでいて、肌を悪い菌から守ってくれるありがたい存在なのですが、ニキビによって数が増えすぎると、体は「悪い菌」だと判断します。
悪い菌を攻撃するために体から出されるのが「活性酸素」です。活性酸素は菌を一掃しようと頑張りますが、むやみに暴れ回る攻撃によって菌だけでなく、菌の周囲の組織まで破壊してしまいます。
組織の破壊が「炎症」です。菌が肌に炎症を起こしている親玉と勘違いしている人も多いのですが、実は、アクネ菌やマラセチア菌は直接私たちの肌に炎症を起こすことはありません。ひたすら好物である汚れや脂分を食べているだけなのです。
菌がいなくなると活性酸素も出てこなくなり、炎症も次第に治まっていきます。しかし、破壊された組織はまだそのままで、この組織を修復するために今度は細胞が壊れたところに集まり始めます。
細胞が集まると栄養を取り入れるため毛細血管が発達します。傷を受けた部分にはたくさんの毛細血管が張り巡らされることになるのです。
これが、赤いニキビ跡の正体です。もちろん、修復が完了すれば必要のない毛細血管は次第に縮小していきます。そのため、健康な肌の状態であれば、ニキビ跡は次第に目立たなくなっていきます。
ただし、肌の生まれ変わり機能が上手く働いていない状態の場合、いつまでも修復が終わらず、毛細血管は張り巡らされたままになってしまいます。
赤いニキビ跡がなかなか減らないと悩んでいる人は、肌の生まれ変わりを外側から手助けしてあげる必要があるのです。
＠cosme口コミランキングNo.1!簡単に大人ニキビと感想を同時にケアできる【ルナメアAC】！まずは１週間トライアルセット（送料無料・1,000円+税）でお試しを^^
↓ ↓ ↓
その代表的な方法として、「ピーリング」と呼ばれる方法があります。ピーリングは肌表面の角質を薬剤の力で剥がしていくもので、市販の洗顔料や化粧水に含まれているものもありますし、専門家が治療の一環として行っているものもあります。
市販の製品に含まれるピーリング剤は安全性に考慮して効果が薄いものが多いため、使い続けてもニキビ跡が綺麗にならないという時には、専門家に相談してみましょう。
皮膚科医や美容外科医が行うピーリングの薬剤は市販のものより強いことが多いため、費用はかかってしまいますが、効果が早く表れることが多いようです。