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お尻にできるニキビの原因

お尻にできるニキビの原因

 

お尻ニキビの原因

 

 ニキビは過剰に作られた皮脂がアクネ菌などによって炎症を起こすことで発症します。そしてその皮脂を作る皮脂腺は体の正中線に集中しているため、お尻の中心部分にも多くの皮脂腺があり、ニキビができやすくなっているのです。

 

 これに加え、下着や生理ナプキンなどで皮膚が蒸れやすいこともニキビができやすくなる原因です。

 

 
 このほかにもお尻にニキビができやすい理由はまだあります。

 

 

その一つが角質層の代謝不良からなるものです。一見、柔らかそうなお尻の皮膚は実は意外と硬くなっています。

 

 

これは人間が椅子に座るという習性があるからで、椅子に座ることで体の体重がお尻にかかり、これにより血液循環が悪くなり代謝が滞ります。

 

 代謝が滞るということは、つまり皮膚そのもののターンオーバーもスムーズにいかなくなり、肌の生まれ変わりも遅れてしまうのです。

 

 これにより、お尻の皮膚はいつまで経っても古い角質が付いたままの状態で、その下に埋もれている毛穴の中の皮脂も分泌されずにこれがやがて雑菌と混ざりニキビとなってしまうことが繰り返されているのです。

 

食べ物でも悪化するお尻ニキビ

 

また、食べ物などが影響でお尻のニキビが増えてしまう方もいます。揚げ物やスナック菓子などの脂っぽい食事は、皮脂腺の働きを活発にして皮脂を増やしてしまいます。

 

 

 これがニキビの原因にもなるので、日頃から油の多い食事を摂っている方は、食生活も気を付けてください。

 

 

 一般的にお尻のニキビといえば、小さな赤いポツポツ状の湿疹を指しますが、中には、毛孔性苔癬や粉瘤をニキビと間違えている方もいるようです。

 

 

 毛孔性苔癬とは、皮膚のターンオーバーサイクルの乱れから毛穴が詰まり、サメ肌のようになってしまう疾患です。

 

 

 赤みも痛みもなく健康上の問題もないので放っておいても大丈夫ですが、見た目的にはあまり美しくないと悩む場合には皮膚科で治療が可能です。

 

お尻にできやすい粉瘤

 

粉瘤は、皮脂腺付近にできる良性の腫瘍です。皮膚の下に原因不明の袋ができてしまいそこに皮脂や垢が溜まってしまいます。

 

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 袋がある程度まで大きくなると、皮膚に違和感を感じるので、手で触って潰すこともできますが、潰しても袋はなくならないので時間が経ったらまた皮脂や垢が袋に溜まり大きくなります。

 

 

 

 粉瘤は放っておいても問題ありませんが、あまりにも袋が大きくなったり、袋の中に雑菌が入ったりすることで炎症を起こしてしまうと、激しい痛みに襲われることもあるので、そうなったら皮膚科での治療が必要になります。

 

 

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