お尻ニキビの効果的な予防法
お尻のニキビが悪化をしてしまうと赤くただれた状態になってしまい、座るだけでも痛いと嘆く方もいるほどです。一度できてしまったニキビは改善するのも時間がかかりますし、たとえ治ったとしてもニキビ跡が心配です。
なので、お尻ニキビはできてから慌てるのではなく、できる前からいかに予防できるのか?がとても大切になりますね。
お尻はニキビができる条件が揃った部位でもあります。ニキビの直接的な原因となる皮脂は背中や胸と同様、お尻の中心部でも多く分泌されます。
また、椅子に座ることでお尻に体重がかかり、これにより角質肥厚状態をおこし、毛穴に詰まった皮脂が排出されにくくニキビとなってしまうのです。
このほか、下着の締め付けにより蒸れやすくもなることでアクネ菌が生活をしやすい環境になっていることもニキビが増える要因となっています。
では、そんなお尻のニキビですが予防はどのようにすれば良いのでしょう?いくつかの予防法がありますが、そのなかでも特に実践して頂きたいのが、保湿とマッサージです。
先述したように、お尻ニキビは、角質肥厚によって毛穴がふさがれることが原因でもあります。角質肥厚を改善するには、十分な保湿をして肌機能を高めることと、マッサージで代謝を高めることが有効になるのでこの2つを実践することでお尻のニキビ予防につながります。
また、お尻は皮脂腺が集中している場所でもあるので皮脂が多く分泌されています。このため、常に皮膚を清潔に保つこともお尻ニキビの予防につながります。
特に長時間のデスクワークの方などは、知らない間にお尻が蒸れてニキビにつながることもありますから、注意をしましょう。とはいえさほど神経質になる必要もなく、毎日のシャワータイムで丁寧に洗うように心がけたり、通気性の良い綿素材の下着にしたりするだけで大丈夫です。
また、締め付けのきつい下着やパンツなどは、お肌が蒸れるだけでなく、血液がうっ血しやすく血行不良にもなりやすので、日頃からあまり締め付けのない下着やパンツなどをえらぶこともお尻ニキビの予防になります。
そのほか、不規則な生活やバランスの偏った食事は皮膚の角化サイクルを乱してしまい、ニキビにつながります。できるだけ規則正しい生活を送り、野菜を中心としたバランスの良い食事を心がけることもニキビを防ぐためには必要です。
栄養素のなかでは、ビタミンAやBは皮膚の角化をサポートする成分として有名です。ニンジンやほうれん草などに多く含まれているので、こうした食品を積極的に摂ることを心がけると良いですね。